塗料・塗装の豆知識

塗料の歴史と最新情報をお届けいたします。

塗料のお話

  1. ペイントの始まり(江戸~明治初期)
    もともと漆や柿渋などの塗料は有ったのですが、いわゆるペンキが初めて登場したのは、嘉永から安政にかけてペリー来日頃でした。
    その後、明治7年に茂木春太、重次郎が洋式塗料の研究を始め明治14年に東京に光明社を創立。これが日本初めての塗料です。
  2. 転換期(明治中期~大正
    しばらくは輸入塗料と国産塗料がしのぎを削っていましたが、大正に入り多くの国産メーカーが創立され今の基礎が出来上がったのです。
    それまでは日露戦争などの軍需が中心でしたが、大正9年の大恐慌を境に一般への塗料販売が盛んになり、関東大震災の復興需要で一般への普及がさらに進みました。
  3. 近代化(昭和初期~昭和40年ごろ)
    昭和初期には新たな合成樹脂系の塗料が次々と開発され近代工業へと発展、また昭和8年ごろより海外進出も始まりました。
    しかし、戦争が長引くにつれ、各種の統制・制限が強まり、さらには空襲などでの被害により塗料業界は壊滅的な状況でした。
    終戦後統制・制限が解除されていくと、各メーカーは復活に向け新たな合成樹脂系塗料の開発を行い、昭和31年の岩戸景気にも乗り、自動車・造船・鉄鋼などの基幹産業の発展に寄与し、輸出の拡大とともに現在の土台が出来たときです。)

機能性塗料

太陽光発電塗料  従来の太陽光発電パネルだとパネル代設置工事費等で数百万かかることも。
 このパネルの代用を塗装することにより屋根・壁などが直接行える可能性があります。

 まだまだ開発途中で実用段階にはありませんが、もし開発されれば大きな可能性が 生まれることでしょう。
 
 下記の内容はあくまでも私個人の希望的主観ですのでご理解ください。
可能性(メリット)
  1. 太陽光発電の初期費用が抑えられることにより、売電による費用回収期間が短くなる
  2. 施工可能範囲の制約が少なくなる(どこにでも塗れる
  3. 仮に発電効率がパネルより低くても、多くの場所を塗装することによりカバーできる
  4. メンテナンス・塗替えが容易であり低価格である
課題(デメリット)
  1. パネルに比べて耐候性・耐久性に劣る
  2. 発電効率が低い
  3. どんな下地素材に塗れるか不明である
  4. 安定的に塗料の供給ができるのか不明である
  5. 価格設定が必ず安くなるとは限らない

調べると特許申請もされていますが、実用にはまだ数年はかかりそうです。しかし、大きな可能性を持っていることは間違いないので期待をしています。

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